税理士試験の合格率は、各科目だいたい10~20%となっています。会計科目(簿記論、財務諦表論)は平成15年度に20%前後となり(平成16年度の簿記論の合格率は低かったですが)、税法科目はだいたい10~15%くらいとなっています。つまり、税理士試験は、受験者100人に対し、15人程度しか受からない試験です。
合格率だけ見ると、非常に難関な試験のように感じてしまいます。
よく、「模擬試験で常に上位10%に入っていないと、合格はおぽつかない」などと言われることもあります。
さて、本当に、そうなのでしょうか?
私は違うと思います。あなたの実質的な合格率は、だいたい40~50%くらいではないでしょうか。
なぜ、こんなことが言えるのでしょうか? 実証してみましょう。
例えば、税法で合格率10%の試験があったとします。100人受ければ、10人が合格する計算ですね。ところが、この100人の中には「はじめから勝負になっていない受験者」が40人ほどいると考えられます。
ここからは、税理士試験に合格するための「発想」「考え方」「心構え」について述べていきたいと思います。
税理士試験の勉強をするにあたって特に重要なのは、「目標を掲げ、その達成のための計画を立て、その計画を実行していくこと」です。つまり、「逆算思考」です。
税理士試験を受ける方は、当然ですが合格を目指していると思います。そこで、まずは合格のイメージを頭の中に置き、合格するためには何をやっていけばよいかを考えるのです。
「そんなのは当たり前のこと」と言われる方もいらっしゃると思います。そのとおりです。当たり前のことなのです。しかし、その当たり前のことをやっていくのは、結構難しいのです。
当たり前のことを当たり前にできる人は、受験生の中でも少ないのです。だからこそ、その当たり前のことができれば、確実に合格に近づけます。