受験生の方によく聞かれることがあります。「学校に行くのと通信と独学、どれがいいでしょうか?」
あえて言いますと、専門学校に通うのがいいことは明らかです。
税理士の専門学校に通うメリットには、次のようなものがあります。
順番に見ていきましょう。
まず、①「情報がリアルタイムにキャッチできる」ですが、税理士試験において、情報というものはとても大切です。専門学校では、これを先生からリアルタイムで聞くことができます。
そして、授業終了後、個別に質問をしたり、勉強方法などについて、相談をしたりすることもできます。
また、受験生同士の情報は、怪しいものもたくさんありますが、信頼できる情報も飛び交っています。私も受験未経験のときは、経験者に受験の”ポントのところ”をいろいろと質問していました。結果的に、それがものすごく役立ちました。
そのような情報をキャッチできることは、専門学校に通うメリットになります。
次に、②「他の受験生と接することで刺激になる」ですが、①で説明したように、やはり情報を共有できる仲間ができるということと、まわりに頑張っている受験生かいることで、「負けるものか。みんな頑張っている。自分もやらなきや」と刺激を受けることができます。この刺激というものは、とても重要です。
続いて、③「授業に集中できる」です。やはり教室で先生が直接、自分のほうを見てしゃべっているほうが集中できます。私も通信講座(カセットテープ)やWEB(インターネット)講座を試しましたが、どうしても授業に集中できませんでした。
通信教育は、いくらでもサボれるところがデメリットです。授業を聞いていても、「今日はここまで。明日続きをやろう」ということになり、テープや教材がどんどんたまってきます。そうなると悪循環に陥り、勉強することが億劫になってしまうのです。
④の「模擬試験などを本番に近い形で受けることができる」も非常に重要です。
税理士試験では、本番でいかに平静さを保つかが、とても重要な要素を占めます。ですから、あらかじめ本番を想定しながら模擬試験などを受けることがとても役に立つのです。
専門学校に行くと決めたら、今度は、どの専門学校を選ぶかということが重要になります。専門学校の情報をあらかじめ、本や雑誌、インターネットなどで集めておき、「自分に合っていそうな」学校を選んでください。
税理士試験のコースを設けている専門学校はいくつかあるのですが、その中でもT校とO校が双璧と言われており、そこに通う人が税理士試験の受験生の大部分を占めるようです。その二校であれば、学習上問題はないと思います(もちろん、他にもいい専門学校があると思いますので、インターネットや口コミなどで情報を集めてみてください)。
その二校においても、O校は学生が多い、T校は社会人が多いなど、それぞれ特徴がありますので、その特徴を見極めて決めてください。
もし行けるようであれば、実際に専門学校に行ってみてください。模擬授業や税理士受験がはじめての人のためのセミナーなどを行なっていることもあります。その雰囲気で決めていただくのもいいと思います。
私は、テープで授業をフォローするなどの制度があるT校を選びました。社会人向けであるということを聞いてもいたので、それが決め手になりました。
しかし、金銭的・地理的制約などで専門学校に通えない方もいらっしゃると思います。そんな方には、私からお勧めの方法を紹介します。
例えば、9月から1年間のコースを受けるとき、9月から4月までは通信教育でなんとか頑張ります(そのお金がどうしても捻出できない方は、ネットオークションなどで前年のテープ付きテキストなどを安く買ってしまいましょう!)。
そして、直前期の5月から教室講座に通うという作幟です。
直前期には、やはり本番を意識したテストを受けることが大事です。この直前期は、無理してでも専門学校に通ったほうがいいでしょう。この時期の勉強方法によって合格が左右されます。
どうしても通うのが無理な場合は、例えば土日に集中して見ることができる「ビデオ」や「WEB講座」「衛星講座」などがいいでしょう。リアルな先生の授業を受けられないなら、なるべく映像で授業を受けることをお勧めします。
私なりの結論としては、①専門学校に通う、②映像で受ける通信教育、③音声で受ける通信教育、④独学、という順番でお勧めします。
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